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都市計画道路予定地とは?道路予定地を買うメリット・デメリットとは?

都市計画道路予定地は、財産評価の際に土地の評価額が下がる要因と言われています。まず、都市計画道路予定地とはどのようなものでしょうか。また、購入することで考えられるメリットとデメリットについてご紹介します。

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都市計画道路とは

都市計画道路とは、都市計画法に基づいた道路です。都市の交通機能や空間機能を高めるため、道路を新たに造ったり幅を拡幅したりする目的で、自治体が都市計画を元に道路を管理しています。 都市計画道路予定地の場合、計画決定の段階です。今後は道路工事に取り掛かる可能性はあるものの、現状は工事が予定されていないものも少なくありません。たとえば、昭和中期に都市計画道路予定地にされて以降、数十年間そのままになっているケースもあります。 もし、都市計画道路が事業決定した場合、立ち退く必要があります。期限付きで土地を利用できると考えておくとよいでしょう。

都市計画道路予定地のメリット

都市計画道路予定地の購入した場合のメリットを見てみましょう。 まず、不動産屋さんの相場よりも地価が低いので購入しやすいことが挙げられます。これは、建築制限があるため、土地としての利用価値が低いからです。もし、予定地を自治体が事業決定したら、土地の買収や建物を壊す補償金が支払われます。したがって、金銭的な負担はありません。 次に、都市計画道路予定地が事業決定したとき、市街化調整区域に住宅を建てることを認められます。立ち退きをする代わりに使用してよい土地なので、通常よりも安い価格で新たな土地を購入できるのです。 さらに、都市計画道路の評価額が下がると、相続税評価額が減額できます。すぐに都市計画道路として事業決定されるとは限らないので、相続税対策の不動産として購入しておくとよいかもしれません。

都市計画道路予定地のデメリット

反対に、都市計画道路予定地を購入した場合はどのようなデメリットがあるのでしょうか。 都市計画道路予定地は、将来的に建物を取り壊して道路にする可能性があります。土地をする買収のお金や補償金が支払われるので金銭的な負担はありませんが、住み慣れた土地を追われてしまうかもしれません。 また、3階建て以下かつ高さ10m以下で地階を作ることが禁止されていたり、木造や鉄骨などの構造で作ることを要求されたりと、都市計画道路予定地の建物はさまざまな制限を受けます。将来、事業決定したときに建物を取り壊す可能性があるからです。せっかく土地を手に入れても、建てられる建物の選択肢は限られてしまうので注意しましょう。

都市計画道路予定地の購入を検討しよう

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都市計画道路予定地は、格安で購入できる上に相続税対策に活用できる土地です。しかし、自治体の事業決定の影響を受けると、立ち退かなければならないケースもあります。金銭的負担は発生しませんが、立ち退きに関する手間がかかることも事実です。メリットとデメリットを判断した上で、都市計画道路予定地の購入を検討してください。