Magazine header image

タワーマンションは価値が下がりにくいって本当?

いつ売却や賃貸の機会が訪れるかわからないマイホーム。そんな時に少しでも資産として高く活用するためには、どんな物件を選んでおけば良いのでしょうか?そこで今回は、価値が下がりにくいと噂されているタワーマンションについて掘り下げていきます。

Mag title bar bottom
Main

資産価値の最大のポイントは「立地」

タワーマンションの価値は下がりづらいのか?といえば、答えはYESです。その理由として、真っ先に挙げられるのが、ハイクオリティな設備などではなく、立地にあります。資産価値というのは、そもそも“高く売れるのか”という要素であり、ニーズの高さを指します。一人でも多くの人が「ここに住みたい」と思う物件こそが優位な条件となり、資産価値の高い物件となります。 タワーマンションのメリットは、眺望や日当たりの良さ、ハイスペックなサービスや施設などはもちろん、やはりの利便性の良さにあります。タワーマンションの多くが再開発エリアに建設されるため、駅から徒歩数分の場所にあり、敷地内に公園や銀行、スーパーなどの商業施設が入っていることも少なくありません。最寄駅直結というタワーマンションも多く、マンション自体の魅力はもちろん、立地の良さが資産価値の維持に繋がっています。

タワーマンションの注意点

タワーマンションは、通常のマンションと比較をした際、ランニングコストが高くついてしまいます。充実している施設を抱えているため、管理費がどうしても跳ね上がります。外壁などの維持管理費や修繕費は、住戸の所有者たちが負担することになるため、便利ではあるものの、それなりの出費は否めません。

Main

高層階よりも低層階が狙い目?

一般的な物件の場合、住戸ごとの価格帯はさほど違いがありません。そのため売りに出された際には、同じような生活水準にある世帯が集まってきます。しかし、タワーマンションの場合には、高層階と低層階で価格帯に大きな開きがあります。そのため、住んでいる住民層にも大きな違いが出てきます。 やっぱり高層階の人には勝てない…かと思えば、そんなことはありません。「値崩れ」という面で有利にあるのは、実は低層階なのです。タワーマンションでは、高層階の価格を高く釣り上げているため、低層階の価格は抑える傾向にあります。新築時には、やはり高層階に目が行くものの、中古になってしまえば、消費者の目も冷静になっています。そのためイメージだけではないリアルな価格に下りてくるため、結果として低層階の方が値下がり幅を小さく抑えられるのです。

物件全体として価格は落ちづらい

タワーマンションを購入される方の中には、相続税対策を目的としている層も一定数存在しています。物件本来の眺望やスペックの高さから、分譲価格は一般物件よりも高くなります。しかし、相続税評価額は面積に応じて決定されるため、評価額を減らしたい方にしてみれば、高層階を購入するほどに有利になるのです。 低層階に比べると値下がり幅が大きくはなるものの、相続税対策で購入後、無事に相続を終えて売却。次の相続税対策の方が購入するという流れも少なくないため、彼らのサイクルに収まっている間は特に高額のまま推移することが多くなります。節税対策にはタワーマンションが良いと言われる所以はここにあります。ただ、国がいつまでもこの状態を放置しているとは考えづらいですので、高層階の評価が大きく変化していくかもしれません。