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管理組合の良し悪しがマンションの価値を左右するって本当?

高額な資金を費やして購入したマンション。いざ売却に迫られた時、目を疑うような値下がりに肩を落とす…そんな状況は避けたいものです。では、マンションの価値を高く保ってくれる要素は何なのか?管理組合の良し悪しが資産価値に影響するのかを解説します。

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マンションの価値は管理組合が左右する

マンションの資産価値を守っていくのは、管理組合です。そのため中古マンションを購入する場合には、管理員と事前に話をしたり、現在の理事長がどんな人なのかなど、管理組合の実情を聞いておくことが重要になります。理事長に問題がある場合、管理費の流用や、管理会社との馴れ合いでしっかりと管理が行き届いていないリスクが高まります。 また、管理規約や総会や理事会の議事録を見せてもらいましょう。役員の選任方式や、報酬の有無、監査が複数名で行われているのか、などをチェックしてください。報酬がなく1~2年交代制では責任ある組合運営が行われづらいため、適度な報酬があり、5年ほどの任期が定められている組合の方が望ましいといえます。

価値が向上する管理組合の活動とは?

マンションの資産価値は、住民たちが自らの力で守っていくという心づもりが必要です。資産価値向上の基本は、出る人(売却)を減らし、入る人(購入)を増やすことにあります。そのためには、仲介営業担当に物件の共用施設を体験してもらうための機会を設けて、自分の目で見た魅力を購入希望者に話してもらうなど、何か工夫が必要になります。

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方法はどうであれ、資産価値を高めて行ける管理組合の共通点は、主体性のある組合活動を行っていることです。理事会だけでなく、地域のコミュニティ活動にも積極的に参加する、管理組合を定期的に評価するなど、住民自らが自主的に動き、マンション価値を維持・向上させているのです。

ダメな管理組合の特徴とは?

主体性のない管理組合はオススメできません。管理会社に丸投げしている管理組合がその典型です。どうやって運営していいかわからない…、住民はみんな仕事で忙しい…、など何か理由を付けて管理会社に任せきりになっています。自分たちの大切な資産を、面倒くさいという理由だけで丸投げしても本当に良いのか?そう考えれば、労力を惜しまないで組合活動に参加しなければ!という気持ちも湧いていきます。 またやる気はあっても、理事長に権力が偏り過ぎていたり、管理組合内に派閥が生まれていたりするケースもオススメできません。組合内での活発な意見交換ができなくなり、結局は管理組合がうまく機能せずに終わり、資産価値が下がっていくという残念なケースも見かけます。

「マンション」ではなく「管理」を買う

マンション購入において、よく耳にする「マンションを買うのなら、管理を買え」という言葉。マンションの運営にはお金と労力がかかります。年数が経過をしていけば大規模改修工事が必要になり、また主体的に管理組合を動かして行くには、住民たち自らが動いていかなければいけません。 まずは管理の大切さを理解しておくことが必要になります。その第一歩として、購入前に確認して欲しいのが「管理規約の内容」「管理費・修繕積立金の金額と妥当性」「日常の管理」「管理会社の評判」「長期修繕計画書」「総会資料」です。ちゃんと管理組合が機能しているマンションであれば、購入後はあなたも組合運営に参加することになります。マンションの管理組合を査定する前に、自分も資産価値を左右する一員なのだという認識が必要になってきます。